ローソク足hacks

投資の基本「ローソク足」で資産運用する方法

時間足による違い(1分足から月足まで)

ローソク足は、チャートで値段の動きを簡単に見るために使われる図です。でも、実はローソク足には「時間足」というものがあって、1分ごとに変わる「1分足」から、1カ月ごとの動きを示す「月足」まで、さまざまな種類があるんです。今回は、ローソク足の時間足の違いを、小学生でもわかるように説明してみます!

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時間足って何?

まず「時間足」とは、ローソク足が示している時間の長さのことです。たとえば、1分足は1分ごとの値動きを、5分足は5分ごとの値動きを、日足(にちあし)は1日の値動きを示しています。ローソク足は「始値(はじめね)、高値(たかね)、安値(やすね)、終値(おわりね)」という4つの値段を使って、その時間の間にどれくらい値段が動いたかをわかりやすく教えてくれるんです。

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1分足:とっても短い時間での動き

1分足は、1分ごとに新しいローソク足ができるチャートです。これは、たとえば「体育の授業中で、1分ごとにどれくらいみんなが走ったか」を記録しているようなものです。1分間という短い時間の間に、値段がどう動いたのかを細かく見ることができます。

FXや株の取引では、すごく短い時間での動きを気にする人が1分足を使います。とにかく早く変わるので、見ているととてもドキドキするかもしれません。

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5分足:ちょっとゆっくりした動き

5分足は、5分ごとに新しいローソク足ができるチャートです。たとえば「休み時間に、5分ごとにどれくらい遊んだか」を記録しているようなものです。1分足よりも少しゆっくりした動きを見ることができます。

FXや株で短い時間で取引をする人でも、少し落ち着いて取引したいときには、5分足を使うことがあります。短い時間の動きを見ながら、少し先の値段の動きを予測しやすくなります。

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日足(にちあし):1日の値動きをチェック!

「日足」は、1日ごとの値動きを示すローソク足です。これは、「1日の授業が始まったときと終わったとき、そして一番楽しかった時間や一番疲れた時間を記録している」ようなものです。

日足では、1日ごとの大きな動きを見ることができます。たとえば、今日の値段がどう変わったか、昨日と比べてどうだったかを見るのに便利です。トレーダーがよく使う時間足の1つです。

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週足(しゅうあし):1週間の大まかな動き

「週足」は、1週間ごとの値動きを示します。これは、「1週間のうち、どれくらい元気だったかや、どれくらい疲れたかを記録している」ようなものです。

たとえば、毎日学校で起こったことを思い出しながら、1週間をまとめて考えると「今週は元気いっぱいだった!」とか「今週はちょっと大変だったな〜」と感じることがありますよね。週足では、そういう大きな流れを見ることができるので、長い時間の間で値段がどう動いているかを知りたい人にぴったりです。

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月足(つきあし):1カ月の値動きをまとめてみる

「月足」は、1カ月ごとの値動きを示します。これは、「1カ月の学校生活を振り返って、どれくらい楽しかったかや、疲れたかを記録している」ようなものです。

1カ月間という長い時間での値動きを見ることができるので、月足を使うと、長い間の大きなトレンド(上がっているのか、下がっているのか)が見えます。これを見れば、今後どうなるかを予想するのに役立ちます。

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時間足による違い

では、1分足から月足までの違いをまとめてみましょう。

- **1分足**: 値段の変化がすごく細かく見えます。とても早く動くので、短い取引をする人向けです。
- **5分足**: 1分足より少しゆっくり。短い取引をするけど、もう少し落ち着いて見たい人に向いています。
- **日足**: 1日ごとの大きな動きを見るのにぴったり。トレーダーに人気の時間足です。
- **週足**: 1週間の値動きを見ることで、少し長い時間の流れを把握することができます。
- **月足**: 1カ月間の大まかな動きを見ることで、長い期間のトレンドを確認できます。

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時間足の使い方

どの時間足を使うかは、その人がどれくらいの時間で取引をしたいかによります。短い時間で売買をしたい人は1分足や5分足を使いますが、長い期間の値動きを見たい人は日足や週足を使います。トレーダーは自分の取引スタイルに合わせて時間足を選んでいるんです。

たとえば、1分足では「今この瞬間に値段がどう動いているか」を見ることができますが、月足では「この数カ月でどう値段が動いてきたか」を見ることができるんです。これによって、次にどう動くかを予測しやすくなります。

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まとめ

ローソク足は、時間足によっていろんな長さの値動きを見ることができます。1分ごとの細かい動きから、1カ月ごとの大きな動きまで、トレーダーは自分の取引スタイルに合わせて時間足を使い分けています。

1分足は細かい動き、月足は長い期間の流れを見るために使います。これを覚えておくと、チャートを見るときにどの時間足を使えばいいかがわかるようになります!